PROSEAL®

プロシール 防水ファスナー
水密機密向けファスナーです。
ドライスーツ、潜水服やイマーションスーツなどの救命衣に使用されます。特殊なエレメント構造によりテープを隙間なく圧着し機密性を持たせ水の侵入を防ぎます。マリン関係だけではなく液体コンテナなどの産業用途にも用いられます。

アイテムバリエーション

サイズ チェーンタイプ テープ 製品区分
逆開 チェーン
8 TZN PVC
(塩化ビニール)
CR
(クロロプレン合成ゴム)
PUT45
(ポリウレタン)

材質

エレメント 洋白
スライダー アルミブロンズ
テープ PVC(塩化ビニール),CR(クロロプレン合成ゴム),PUT45(ポリウレタン)

テープカラーバリエーション

  • PVC : 黒(580),オフホワイト(841)
  • CR : 黒(580)
  • PU : 黒(580)

注意点

  • ファスナーを開閉する前にエレメント部内側、外側についている付着物(砂・泥等)を水またはブラシ等できれいに取り除いてください。気密性の低下やファスナーの破損の恐れがあります。
  • ファスナーを開閉するときはファスナーに沿ってスライダーが走るようご確認ください。また、閉じるときはゆっくりスライダーの引き紐を引いてください。斜め方向に引くとエレメントの噛み合いが悪くなり気密性の低下やファスナーの破損の恐れがあります。
  • ファスナーが背面部あるいは側面部についている場合、他の人に開閉してもらうよう心がけてください。
  • 下着用生地がファスナーにはさまったり、途中で重くなったり動かなくなった時は、スライダーを開ける方向に少し戻し、引っかかっている場所を確認に異物を除去してからゆっくりと閉めてください。
  • スーツを使用する際は、下着を身に付けてください。
  • 気密性保持のため、スライダーを先端にキッチリと密着するまで閉じてご使用ください。
  • 特に、水上歩行球(”Walking water balls”と呼ばれる遊具)並びに類似用途への利用に関しましては、その用途特性上並びにファスナー特性上、ファスナーの品質保証ができかねます。また現在当該用途向けの販売はお断りしております。弊社ではこのような使い方により生じる損害についての一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
  • 弊社では、YKKファスニング商品について、最終製品への適合性を保証しておりません。弊社商品の採用に当たりましては、お客様の使用目的に適した商品の選択とご自身による用途品質要求性能の検証をお願いします。またご不明な点は弊社営業にお問い合わせください。
  • 使用した後はエレメントの内側・外側を真水等で洗い、付着物をブラシ等で取り除いてください。
  • ファスナーを開けた状態で保管してください。その際ファスナーが折れ曲がらないようご注意ください。
  • ファスナー部に重いものをのせないでください。

TZ PVCのみの使用上のご注意

  • 水温が10℃以下のところでは使用しないでください。PVCが硬化し、曲げや折れにより気密性が低下します。
  • PVCテープ製品は塩化ビニールの特性上、経時変化を伴って気密性は徐々に無くなっていきます。テープ素材がPVC(塩化ビニール)の商品について、他の素材(PVC、合成皮革等)との長時間にわたる接触や、保管の状態により、素材の可塑剤、接着剤、油等と反応し、素材に色移り現象(移染)が発生する恐れがあります。製品の間に合紙をはさむなどして、保管状態にご注意ください。

銅合金ファスナーの注意点

  • 銅合金は一般に酸、アルカリ、酸化剤、還元剤、硫化物等の薬品に反応し変色することが知られています。ファスナーに関しても生地等にそれらの成分が残留していると、金属エレメント、スライダー、上下止等の変色、移染の原因になります。耐食性が懸念される場合にはビスロン®︎ファスナー、コイルファスナーのご使用をお勧めいたします。
  • 皮革製品に使用されるなめし剤や酸類の残留によって変色を起こす場合があります。なめし加工後の洗浄、中和を十分に行った材料を使用してください。またファスナー取り付け時の接着剤等に含まれる加硫剤や添加剤の影響で変色することがあります。
  • 削れたり摩耗して内装の金属色が露出することがあります。ご了承の上ご使用ください。ストーンウォッシュなどの後加工によって表面が傷ついたり変色する場合があります。
  • 品質特性上、使用状況及び開閉回数によってエレメント表面からメッキが剥がれることがあります。サンプルを十分評価した上で採用を判断してください。
  • ウール、羽毛や他の獣毛を使った製品で漂白加工後の洗浄や中和が不十分であった場合エレメント変色の原因となります。十分に洗浄、中和、乾燥したものをご使用ください。
  • エレメント変色の原因になりますので、スチームアイロン等をお使いになる際は十分に乾燥させてから包装ください。また製品保管の際は高温多湿の環境を避けてください。
  • 硫化染料による変色はもとより、反応性染料(綿製品)を使用した生地との接触も脱色、変色、移染の原因となります。後染めや洗い加工を行う際は、ファスナーの変色、生地移染に対し十分なテストを行った上でご使用の判断をしてください。加工、仕上げ工程では湿潤状態での放置を避け速やかに十分な乾燥を行ってください。

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