Universal®︎

オールドアメリカン ユニバーサル
1940~50年代のアメリカ製ジッパーを元に復刻したファスナーです。
テープはポリエステルではなく専用に開発されたコットンテープを使用しています。スライダーはプレスタイプ等を使用し雰囲気は当時のままに、品質は現代のスペックに置き換えより付加価値を持たせました。こだわりぬいたディテールは40年代特有のコの字上止、ワイヤーをカットして取り付ける下止をはじめ、当時不可能だった歪みのない滑らかに動くプレススライダーを当時の雰囲気を残すUNIVERSALロゴを刻印したものや針金を曲げて重なる部分に溶接を施した強度のあるものなどがあります。ミリタリーファッションやデニムウェアなどのヴィンテージファッションに存在感を与えます。

アイテムバリエーション

YZip®

サイズ 製品区分
逆開 チェーン
3
4
5

MF

サイズ 製品区分
逆開 チェーン
10

エレメントカラーバリエーション

スライダー1個付用

サイズ YZipⓇ MF
ゴールド 洋白 ゴールド 洋白
3 YGR YNR
4 YG
5 YG YN
10 MG MN

スライダー2個付用

サイズ YZipⓇ MF
ゴールド 洋白 ゴールド 洋白
10 MGM

注意点

テープ部の材料はコットンですので、品質的に脱色や後染などの過酷な条件や様々な化学薬品にたえられないことがあります。そのため、コットンテープについては下記の点に十分ご注意ください。

  • テープ強度:晒し加工や洗い加工で薬品(過酸化水素、次亜塩素酸ソーダ等)を用いることによりコットン生地が弱くなりジッパーテープのダメージの原因となります。
  • 収縮:コットンテープの収縮率はポリエステルテープより大きいため、服地と合わない場合パッかリング(縫い縮み)を起こす可能性があります。
  • 色落ち:一般的にコットンテープの堅牢度はポリエステルテープより低いため、染色してある場合はジッパーテープの色落ちや色移りについてお客様側でのご確認が必要です。
  • 金属部品の変色:コットンジッパーが後染めされる場合、ジッパーの金属部品が予想外の化学反応により変色する可能性があります。
  • ジッパー強度:ポリエステルテープに比べコットンテープのチェーン強度は弱くなります。
  • コットン色差:コットンテープは天然繊維のためロット毎で若干色差が有る場合があります。
  • 品質へ影響を及ぼす各種加工を全て網羅し、対応できるコットンテープの供給は不可能です。従って。オーダー前にジッパーを衣料につけた状態でテストすることを強くお勧めします。顧客側での後加工により発生したコットンテープジッパーの品質問題については、当方では責任をおいかねますので予めご了承ください。

銅合金ファスナーの注意点

  • 銅合金は一般に酸、アルカリ、酸化剤、還元剤、硫化物等の薬品に反応し変色することが知られています。ファスナーに関しても生地等にそれらの成分が残留していると、金属エレメント、スライダー、上下止等の変色、移染の原因になります。耐食性が懸念される場合にはビスロン®︎ファスナー、コイルファスナーのご使用をお勧めいたします。
  • 皮革製品に使用されるなめし剤や酸類の残留によって変色を起こす場合があります。なめし加工後の洗浄、中和を十分に行った材料を使用してください。またファスナー取り付け時の接着剤等に含まれる加硫剤や添加剤の影響で変色することがあります。
  • 削れたり摩耗して内装の金属色が露出することがあります。ご了承の上ご使用ください。ストーンウォッシュなどの後加工によって表面が傷ついたり変色する場合があります。
  • 品質特性上、使用状況及び開閉回数によってエレメント表面からメッキが剥がれることがあります。サンプルを十分評価した上で採用を判断してください。
  • ウール、羽毛や他の獣毛を使った製品で漂白加工後の洗浄や中和が不十分であった場合エレメント変色の原因となります。十分に洗浄、中和、乾燥したものをご使用ください。
  • エレメント変色の原因になりますので、スチームアイロン等をお使いになる際は十分に乾燥させてから包装ください。また製品保管の際は高温多湿の環境を避けてください。
  • 硫化染料による変色はもとより、反応性染料(綿製品)を使用した生地との接触も脱色、変色、移染の原因となります。後染めや洗い加工を行う際は、ファスナーの変色、生地移染に対し十分なテストを行った上でご使用の判断をしてください。加工、仕上げ工程では湿潤状態での放置を避け速やかに十分な乾燥を行ってください。

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